2013-07-04

嵐の前のおはなし


昨日は、台風のような強風の中、月出小学校で今年2回目となるぷくにゃんおはなし会を行った。

今年度のぷくにゃんおはなし会は、各学年ごとに子どもを集める、という試みを始めている。
先週のおはなし会が1年生対象、昨日は2年生対象。
といっても、もちろん他の学年の子も大歓迎。
2年生は去年からぷくにゃんおはなし会に慣れ親しんでくれているので、
昨日集まってくれた子は、ぷくにゃんおはなし会のファンなのかも!?

小学2年生を改めて見てみると、、1年生と比べたら体も結構大きい。
私には廊下で見かける上の学年の子との違いがあまり分からなかった。
そして、いつも思うのだけど、小学生は、やたら元気!!
わいわいがやがや、きゃっきゃ、きゃっきゃ…。
みんなで集まってるからなのか?そのテンションの高さに、こちらの体温まで上がる。
でも、おはなし会が始まると、そんな「きゃっきゃ」とした雰囲気も、
すーっと消えていくのがすごいところ。
目の前のことにぐいっと入っていける子どもたちの集中力。羨ましい限りだ。

こちらボランティア学生スタッフは、初参加の1年生5人共が見学のみだったので、
ただおはなしを聞くだけでは勿体ない!と、おはなしが始まる前に、「ろうそくのうた」を一緒に歌った。
みんな一緒にお歌を歌っておはなしの世界に入ったところで、
ベテランの4年生1人が2冊の絵本を読んだ。

ますは、雨降りの日にぴったりの、「おじさんのかさ」。
「たばこをのむ」という表現に子どもたち、やたら反応。
そうだよねー、最近、「煙草をのむ」って言う大人、あんまりいないもんね。

そして、そのあとに続いたのが、「おおきくなるっていうことは」。
「おおきくなるっていうことは、自分より小さい人たちが増えるっていうこと」、とかいうセリフに、
ああそうだなーと、私も感心。
1ページ進むごとの子どもたちのリアクションもなかなかのものだった。



  

参加してくれた小学生を楽しませることはもちろんだが、
ボランティアに行く私たちも、伝えるおはなしを楽しまないと、ということを再確認した午後でした。

(図書館スタッフ:キティコ)


 

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