2019-08-30

雑誌コーナー、プチリニューアル!




こんにちは。
8月より、1階雑誌コーナーに新しく“栄養”の分野が増えました。
場所は階段すぐ近くの棚です。




雑誌はおよそ20誌増え、そのうち5誌は“洋雑誌”の棚、それ以外は“栄養”の棚にあります。
新しく栄養の棚ができたことにより、今まで“一般”の棚にあった「栄養と料理」「日本栄養士会雑誌」もそちらへ移動していますので、ご注意を。



・食品衛生学雑誌
・日本スポーツ栄養研究誌

など学会誌はもちろん、

・学校給食
・月刊 専門料理
・ヘルスケア・レストラン

など専門誌もあり、眺めるだけでも楽しいですよ。
大学図書館だからこその、このラインナップ!
ぜひ雑誌コーナーにお立ち寄りください。



(図書館スタッフ R

2019-08-21

ラーニングコモンズの調度品が変わりました!



いつも図書館のご利用ありがとうございます。

ええぇ~このたび、テーブルと椅子が入れ替わりました。
全体的に白っぽく統一され、明るい色調になっています。                                                          


また、キャスター付きなので、人数や用途に応じて自由に移動可能です。
(ただし、ラーニングコモンズ内で、ですね) 


元の木製テーブル&椅子の重厚なフィット感がお好みだった方、
「安心してください!」
「ありますよっ!」
(入館ゲートからみて一番手前に。(1台ですが))
                            
                                    ⇖⇖⇖ココです


入館ゲートからみて、一番奥には、新たな大きさの『小ぶりのテーブル』も2台設置されています。
少人数での学習等に程よいサイズ感ではないかと思います。



ちょっとだけ新しくなったラーニングコモンズにどうぞおいでください。
皆さんのご利用をお待ちしています。



図書館スタッフ P

2019-08-20

なつぞらは入道雲の展覧会



見上げる空はお日さまの強い光と空の青さと立ち上る雲の白さが相まって、夏の勇ましさを感じます。
今日はそんな「空」のお話あれこれを。


著者 : 荻原浩
KADOKAWA
発売日 : 2018-11-29
熊本地震の前震があった日の翌日も、本震があった日の翌日も、きれいな快晴で『空が青かった』のを覚えています。
良いこともそうでないことも、すべて『青い空』の下で起こります。

この本の最後の章の「人生はパイナップル」
・・・ぼくの野球とじいちゃんの戦争体験が交差しながら、二人の関係が築き上げられていきます。
その深い絆がとてもうらやましく思えました。



  
著者 : 重松清
中央公論新社
発売日 : 2012-09-24
自分たちの通う高校が来春閉校する・・
3年生のネタローたちは、そんな状況ならではの『終わりと始まり』を強く意識しつつ、最後の1年を過ごしていきます。そしてそれぞれに見つけた『至って前向きなけじめ』のかたち。
不恰好かもしれない・・けれど、それが「空よりも高く、遠く、軽やか」なんです。



著者 : 田中達也
山と溪谷社
発売日 : 2001-02-01

著者 : 田中達也
学習研究社
発売日 : 2004-03

たくさんの空の写真が並んでいて、その美しさに思わずうっとりします。
空には、場所により時間により、数え切れないくらいの(二度と同じものは現れない)表情があるというのに、実際にこの目で見ることなく、その大部分を見逃しているんだなぁと思うとたいへん惜しい気がします。
だからこそ、この写真本です!


著者 : 高橋健司
角川書店
発売日 : 1999-12-10

392もの空の名前が写真と解説入りで紹介されています。中にはその名前にまつわる和歌や俳句が添えられているものもあって、より風流に味わうことができますよ。

わたしが気になった空の名前をいくつか挙げてみます。
「もつれ雲」
  ・・・痴情のもつれ!? 空の世界にも下界に似たややこしい事情があるのかも。
「糸遊(いとゆう)」
  ・・・陽炎(かげろう)の別名です。
「星のささやき」
  ・・・氷点下50度ともなると、人の吐く息も凍ってしまい、かすかな音となって耳に届くそうです。
「天泣(てんきゅう)」
  ・・・雲がないのに雨が降る現象。「狐の嫁入り」とも言われます。


顔も気持ちも上向きにして、空を眺める時間を少しでも増やしてみませんか。


by 
(切り取られることのない 丸い大空の色を 優しいあの子(=読んでくださっているみなさん)にも教えたい ♪・・・・と思う) なつぞらP

 
 
 

2019-08-16

曝書の夏、日本の夏


台風一過の晴天で今日も暑くなりそうです!

図書館は昨日から、蔵書点検期間に突入しました!
蔵書点検とは。。。
曝書(ばくしょ)ともいいます。図書館好きならご存知の方も多いと思いますが、どこの図書館でも大体年に一度、あるはずの本がちゃんとあるか、総点検をする期間を設けています。
職員にとっては地獄のバーコード読み込み労働期間、利用者にとっては利用がかなり制限されてしまう。
疲れる。読めない。
でも蔵書のチェックは定期的にやらなくてはいけない。
それが蔵書点検なのです!

当館の蔵書は、本だけで約34万冊あります。
蔵書点検は、本についている資料IDのバーコードを1冊1冊読み込み、データと照合させる作業なのですが、一冊一冊、本のバーコードを読み込んでいく作業を34万冊分・・・ちょっと気が遠くなりますね。一度に点検するのは大変なので、毎年ワンフロアごとに行っています。
一昨年が4F、去年が1-2F、そして今年は3Fです。

3Fは文庫や新書、小説、英語の多読書など、人気の本が数多くあります。
ご不便を感じる方も多いかと思いますが、図書館の適切な管理運営のため、皆様のご理解、ご協力を何卒お願い申し上げます。

蔵書点検期間
8月15日(木)~31日(土)
17時閉館になります。
図書館3Fの利用ができません。


ちなみに3Fの本のごく一部ですが、1Fの展示コーナーに下りてきている本もあります。
どうぞご利用ください。

著者 : 恩田陸
幻冬舎
発売日 : 2016-09-23

所在:図書館クラブ(1F) 背ラベル:913.6||O 65

著者 : 森見登美彦
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日 : 2010-05-29

所在:図書館クラブ(1F) 背ラベル:913.6||Mo 54


☆図書館ミニ知識☆
「曝書」(ばくしょ)
蔵書点検のことを、昔は曝書(ばくしょ)といっていました。
昔は今ほど建物の構造や空調などが適切でなく、梅雨時期などは湿気がたまってカビが生えたり、害虫が書物を傷めたりしていました。特に紙魚(しみ)という虫は紙を好み、昔の書物で紙魚に食われたあとのあるものがたくさん残っています。
そこで、たいてい夏になると外に出し、干して日光に当て風を通す作業が行われていました。とくに紙魚は、日光に大変弱いのです。
「曝書」や「紙魚」は夏の季語にもなっています。

(図書館スタッフ:H)

2019-08-10

読書会 「第2回クトゥルフ神話を楽しもう!」


読書会「第2回 クトゥルフ神話を楽しもう!」を行いました。

前回と同じく、色々な資料を見ながら、アメリカの古典怪奇小説『クトゥルフ神話』シリーズについて、皆さんで話しました。

 10人も参加して貰えて、大変うれしかったです。
 


 
 
今回のメインは、参加者みんなでTRPGというストーリーテリングのワークショップを行いました。

これは、司会進行の人が大まかな話を考えてきて、残りの人はその物語の登場人物になりきり、みんなでお話を作っていくというものです。
 
 

 図書館でのストーリーテリングらしく、お話の途中で実際に図書館の本を探しに行ったり、みんなに好きな本を持ってきてもらい、その本を軸にお話が進んだりなど、大変楽しいワークショップになりました。
 
実際に本を探す様子↓
 



 

また、持ち寄った自分の好きな本を紹介する、ビブリオバトルのような場面も!
 
 
お話を考えてくれた司会進行の担当は、2人の学生さんが頑張ってくれて大変すばらしかったです。

 楽しく本や図書館に触れてもらえる内容で、またやりたいです!という言葉も貰ったので、継続できるように頑張っていきます。
(図書館スタッフ ゲーム司書)
 

夏休みは美術館へ


前期試験おつかれさまでした。
いよいよ夏休みですね。

先日、大分県立美術館で『ムーミン展』を見てきました。

ムーミンの原画をみると繊細で几帳面なペンのタッチが感じられます。
実際にトーヴェ・ヤンソンがムーミンを描いている場面の動画もみれますよ。
ムーミン谷の愛すべき多様なキャラクター達を鑑賞することができて胸が躍ります。
そして、ミュージアムショップのムーミングッズがかわいすぎるので要チェックです。買いすぎには注意して下さいませ。

アニメでムーミンに出会った私ですが、この夏はムーミンの本をぜひ読んでみたいと思っています。
作者のトーヴェ・ヤンソンの生涯もとても興味深いので、興味のある方はこちらの本を読んでみて下さい。




著者 : 冨原眞弓
新潮社
発売日 : 2014-04-16
所在:和書(3F)
949.8 To52


そして、熊本では熊本市現代美術館で『デザインあ展』開催中です。
こちらは、体験型でおとなからこどもまで楽しめます。
テレビでみていた場面を実際体験することが出来ます。ほとんどのコーナーで写真撮影OKなのも魅力です。

図書館では『デザインあ展』開催にあわせて、「デザインを楽しむ!」という展示コーナーを設けています。図書館1F展示コーナーを是非のぞいてみて下さいね。

                                            図書館スタッフ Y

2019-08-09

戦争の日々と平和な日々に思いを寄せて



8月6日 広島に原子爆弾が投下された日
8月9日 長崎に原子爆弾が投下された日
8月15日 終戦の日
それから74年が経ちました。

今日(メインで)ご紹介する本は、「すみれ島」と「神に守られた島」です。
タイトルと本の表紙からは戦争の気配は感じられないと思いますが、実は特攻隊が登場する、戦時中のお話です。

(所在:和書3F  請求記号:913.6|| N43)

沖良部島がこのお話の舞台です。
日々空襲を受けながらもそれ以外の時間はごく普通の生活が行われていて・・・そんな戦時中の日常が子どもたちの目線で描かれていきます。
「神」は、この地域で“日本を守る神様”と認識されている特攻の兵隊さんのことです。
かなり、土地の言葉で書かれていますので(ルビあり)、はじめは多少の労力がいるかもしれませんが、流れに乗ってしまうとやはりこの土地の言葉でなければ!と思うようになり、そのうち自分なりのイントネーションをつけながら読み進めていきました。


ちなみに続編もあります。
(県立大学図書館の所蔵はありません。)





(所在:和書3F 請求記号:726.5|| I45)

これは絵本です。
小学生から届けられた“あるもの”で、出撃前夜の特攻隊員は最後の「たのしいよる」を過ごすことになります。表紙と裏表紙にまたがる海、それと本文最後のページの見開きの海の青さが、美しすぎるがゆえに悲しさが増します。
特攻隊員の最後に目にしたものが、計器でも相手機でもなく、青い美しい海であったことを祈りたいです。



参考までに「すみれ島」に関連した2冊もご紹介します。
著者 : 仲田千穂
ポプラ社
発売日 : 2009-07-01
(県立大学図書館の所蔵はありません)。

(県立大学図書館の所蔵はありません)。


                                                                                                     図書館スタッフ P
 

2019-08-02

2019図書館ガイダンス(アンケート質問回答②)


図書館ガイダンスは無事7月に終了しました。
遅くなりましたが、後半の質問に対する回答をいたします。

質問⑥:本の種類がよくわかりません。

(回答)
図書館の本は、洋書であれば「デューイ十進分類法」、和書は「日本十進分類法」に沿って
分類されていますので、ガイダンス冊子のP33~34を参考にしてください。
ただし、分類はかなり大まかに分かれています。
時間がある時に、図書館を気の向くままにながめて、どんな本があるか、お気に入りの本を
見つけるのも楽しいのかな~と思います。(ブラウジングといいます)


質問⑦:Word、Officeなどのテキストの探し方がわかりません

(回答)
蔵書検索機(OPAC)で、キーワード等を入力して探す方法が効率的です。
Wordは、キーワードにそのまま入力すると膨大な数でヒットしますので、カタカナで「ワード」
と入力し、さらに請求記号に「007」と入力すると絞込みができます。
また、Officeは「オフィス」とカタカナでキーワードに入力するだけで、テキスト類がヒットします。
新しい本がご希望であれば、出版年に「2017」や「2018」を入力してください。


質問⑧:予約した本を取りに行く時は、カウンターに学生証を持って行けばいいですか?

(回答)
はい。学生証だけ持ってきていただけると貸出しができます。


質問⑨:4階書庫の書架のロックはボタンを押すだけでいいですか?

(回答)
ボタンを手前に引いてください。4階に上がるエレベーターにも注意書きの掲示をしています
ので見てくださいね。


質問⑩:研究室の本は、図書館のように貸出し手続きが必要ですか?

(回答)
図書館のような、貸出返却専用の機械での手続きはありません。手書きで記入が必要など、
研究室のルールに沿ってください。

以上ですが、他にも図書館の利用についてわからない事は、お気軽に図書館のカウンター
でお尋ねください。

8月に入り、前期試験真っ最中。
図書館の閉館時間まで、熱心に学習に取り組む皆さんを心より応援しています。
猛暑が続いていますので、くれぐれも体調にご注意ください。


                                          (図書館スタッフ:ニコル)

2019-08-01

読書会「第2回 クトゥルフ神話を楽しもう!」のお知らせ


前回おこなった読書会「クトゥルフ神話を楽しもう!」ですが、好評につき第2回を開催することになりました。

※前回の様子はこちら↓
https://puklibclub.blogspot.com/2019/07/blog-post_65.html


前回と同じく、関連本や資料などをご用意しますので、興味のある方はお気軽に参加されてください(参加は学内関係者に限ります)

また、今回からの試みとして、ストーリーテリングのワークショップもおこないます。
ワークショップ参加は締め切っていますが、見学は自由に出来ますので、お気軽にどうぞ。


日程:2019年8月10日(土曜)

時間:14:00~17:00(途中の入退出は自由)

場所:熊本県立大学図書館 3階 グループ学習室

内容:「クトゥルフ神話TRPG」のワークショップ、各種資料の展示

その他:事前申込は不要、参加希望の方は直接お越しください。
     学内の方でしたら、どなたでもご自由に参加できます。
     手ぶらでお気軽に来られてください。


                           (図書館スタッフ ゲーム司書)
 

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