もしも「無人島に1冊だけ本を持っていくとしたら?」と聞かれたら、けっこう昔から最終候補に入っているのが漢和辞典です。以前から愛用している(しかもお下がりの)ちょっと厚めの1冊です。お昼寝どきは枕にもなりそう…。
つい先日もパラパラとめくっていてつい夢中になった話をしたら、姪にドン引きされました。
楽しいのになあ、漢和辞典…と思っていたら、こんなものを見つけました。
所在:和書(3F) 背ラベル:834||Sh 49
これは手元に置いておきたいので買おうかなと思案中です。わかりやすいしイラストもシンプルながらかわいい!「図鑑」というのがぴったりです。熟読というより好きなときにパラパラ読みたい感じです。著者は現役の高校の先生だそうですが、英語に興味がある人も、特に英単語ってアルファベットの丸暗記じゃないかなんてため息ついている人にもとても楽しい1冊になると思います!
さて、先週新しく秋冬の展示が始まったばかりの図書館クラブのコーナーからも1冊紹介します。
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著者 :
エイ出版社
発売日 : 2018-08-28
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所在:図書館クラブ(1F) 背ラベル:291||Mo 18
表紙でもタイトルでも、(失礼ながら)なんの関心も持たなかったのですが、読んでびっくり!
データはデータでも見せ方(というか切り取り方)で、こんなにわかりやすく興味深くなるものなんだなあと驚きました。本を読んでいるのに「プレゼンって大事だな」と思った1冊です。こちらも好きなところからパラパラ読みが楽しめます。
昨日まで半袖を着て扇風機をまわしていたのですが(私のような者を熊本弁では「かんなし」といいますね)、今日は雨も降ってぐっと秋めいた天気です。そんな日本の気候についても考えさせられる資料ですよ。
学生ボランティアのみなさんの選書は私たちも毎回本当に楽しみにしているのですが、今回もそう来たか!と思う本がたくさん並びました。
今週末の白亜祭では、秋冬展示の新刊購入代金を毎年寄贈してくださっている紫苑会のみなさまへの感謝状贈呈式も予定されています。
白亜祭でにぎやかな土曜日も、図書館は静かに開館しております。秋の1冊を見つけにちょっとお寄りくださいね。
(図書館スタッフ「ときに晴れて」)