「夏バテしても夏が好き」と日ごろから言い続けておりますが、さすがに堪える暑さです。
しかも先週末の落雷で、金曜日はポンプが止まって図書館だけ水が出なくなり、今日は空調の不具合が発覚。急用がない方は来校は別日にしてください!暑い!図書館員というよりもライフセイバーにでもなったみたいに今日は交替で館内の見回りをしています。
…もう立秋は過ぎて暦の上では秋のはず。近所で見かけたコスモスは幻だったのでしょうか…。
わたしが住む地域では毎朝防災無線で熱中症予防を呼びかけていますが、NHKのL字画面での注意喚起が始まるに至り、災害級の暑さなのをしみじみ実感しております。
そういえば先々週、お盆が静かに過ぎたころ、晴天で空気の澄んだ日が2、3日続きました。阿蘇の緑が青空に映えてきれいでした。
阿蘇といえば、今月、豊肥本線が全線開通しましたね。熊本地震以来4年4か月ぶりだとか。草が生い茂る線路を見て寂しくなったり、代替バスで高校生活を終えた学生さんもいるんだなーと感慨深くなったりもしましたが、とにかく熊本と大分がつながったというのはとてもうれしいことです。
そんなこんなで全線開通のニュースを見ていたら、なんとJR九州、熊本-大分片道きっぷの「熊本・七転び八起きっぷ」なるものを限定販売しているとかで、現在申し込み受付中とのこと。なんだか縁起がよさそうじゃありませんか。ちょっと欲しくなったりしています。 「ななつ星」も部屋数、乗車人数を減らして阿蘇ルートを走るとかで、いつか乗ってみたいなあと夢はふくらみます。
さてそんな「ななつ星」誕生の物語がこちら。
所在:和書(3F) 背ラベル:686.219||I 85
この本を探しに行ったら、こんな本も見つけました。
所在:和書(3F) 背ラベル:686.5||H 11
鉄道旅行好きの著者が、女性目線で細やかなアドバイスをしてくれます。 でも性別は関係のない内容がほとんどですので、男性も遠慮なく(?)手に取ってみてください。
そういえば、列車は10分も待っていればやってくると信じてうたがわなかった都会の知り合いが、自動改札機がない豊肥本線の駅で、きっぷをどうしていいかわからずに挙動不審になり(駅員さんに「こっちです」と呼ばれてスタンプを押してもらい)、エアコンのない待合室を逃れてホームに出たら炎天下に30分以上さらされて熱中症になりかけたということがありました。
知らないとたいへんなことも多いので、こんな本で予習しておくのも楽しいかもしれません。
さて、最後にこの本を。
所在:和書(3F) 背ラベル:686.219||Y 62
豊肥本線だけでなく、肥薩線と肥薩おれんじ鉄道、くま川鉄道も掲載されています。
豊肥本線は4年余りの月日を経て復旧しました。次はこの3路線の番です。たくさんのお金と技術と努力、みなさんの思いとともに少しずつ復旧していくのでしょう。掲載された写真を眺めながら、数年後「七転び八起きっぷ」みたいな元気なきっぷを手に温泉旅行を計画したいなあと今から楽しみです。こちらは「ななつ星」に乗るよりも実現できる確率が高そうです。
3階の本は、9月1日以降に貸出可能になります。
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(図書館スタッフ:「ときに晴れて」)