2016-12-28

今年最後のご挨拶



本日は、今年最後の図書館開館日となりました。

今年も多くの皆さまにご利用いただき、大変お世話になりました。


図書館は、4月の2回もの大地震に、本の一部に損傷はあったものの

書架はひとつも倒れることなく、無事に一年を終えることができそうです。

これも皆さまのお陰と思い、心より感謝申し上げます。

 
改めて、お知らせです。

本日28日(水)は1700で閉館しますので、ご注意ください。

 12月29日(木)~1月3日(火)まで、年末年始のお休みをいただきます。


来年は1月4日(水)840から通常どおり開館します。

来年も身近で魅力ある図書館であるよう頑張りますので、是非、図書館へお越しください。

最後になりましたが、来る年が皆さまにとって幸多き一年でありますよう、
心からお祈り申し上げます。

                                              (図書館スタッフ:ニコル)

2016-12-26

今年も一年、おつかれさまでした


クリスマスも終わり、もう何日かで2017年・・・
年末ってけっこう大掃除とかで忙しくしてるのに、年が明けたらだらだらしちゃうんですよね。
そして12月って、なぜか髪切りたくなるんですよね。
不思議だな。私だけでしょうか。
ちなみにお正月は毎年、長編小説にチャレンジします。
小説好きの方は多いのではないでしょうか。
時間と気持ちに余裕がないとできないことをやるのに、長い休みはもってこいです。いつも読まない分野の本を読むのもオススメです。
新書10冊切りとかもいいですね。
図書館にある、オススメの本をご紹介します。

スローターハウス5 書庫(4F) 080||H 46||SF 302
カート・ヴォネガット・ジュニア著 ; 伊藤典夫訳 早川書房, 1978.12
カート・ヴォネガット(1922-2007)はアメリカの小説家です。第二次世界大戦に従軍しており、この小説はそのときの経験を元に書かれています。といっても、非常に独特な語り口調で内容も独特なので、好き嫌いが分かれるかもしれません。私も何年か前にチャレンジしたときは途中で挫折しました。でもなぜか今年はぴたっとハマりました。こんなことって、年を取るとよくあります。
"そういうものだ"です。
1978年の小説(発表されたのは1969年)を今更なのですが、不思議な内容なのに普遍的で、今でも十分おもしろく読めます。

世界を変えた17の方程式 和書(2F)402||St 5
イアン・スチュアート著 ; 水谷淳訳 ソフトバンククリエイティブ, 2013.3
数学が苦手な方もぜひ。
わかりやすい文章で、エピソードを交えながら書いてあるのでとっつきやすいです。
数学や物理が苦手だけど、世界の成り立ちに重要な役割を果たしているのは間違いない、だけど数式はしばらく見たくない・・・と言う方にもおすすめな一冊です。

著者 : 村上春樹
スイッチパブリッシング
発売日 : 2015-09-10
職業としての小説家 和書(3F)914.6||Mu 43
村上春樹著 スイッチ・パブリッシング, 2015.9
みなさんごぞんじ村上春樹。
今年もノーベル賞を受賞することはありませんでしたが、図書館では毎年11月になるとなぜか村上春樹の本が人気になります。小説を借りる人が多いですが、こちらはエッセイです。
タイトルの通り、村上春樹という小説家がいかにして今に至るか、どのようにして小説を書いているか、という内容ですが、意外に村上春樹は読まない人にも小説を書かない人にもオススメです。
一人の人間が社会人として職業にどう向き合うか、新しい事をはじめるにあたってはいかなる姿勢で臨むか、など、人生への示唆に富んだ内容です。
学生のみなさんには特にオススメします。

井伊直虎 : 女領主・山の民・悪党 文庫本(3F)080||49||2394
夏目琢史著 講談社現代新書, 2016.10
今年の大河ドラマ「真田丸」にはハマりましたー!
そして今は真田丸ロスの状態です・・・
こちらは2017年の大河ドラマの主人公について書かれた新書です。
ドラマを見ようと思っている方、予習にいかがでしょうか。

丹下健三 : 戦後日本の構想者 文庫本(3F)080||I1-2||1603
豊川斎赫著 岩波新書 新赤版 2016.4
今年は、2020年に開催予定の東京オリンピック関連のニュースに事欠かない一年でした。新国立競技場の設計者の隈研吾さんもよくメディアに出られていたので、顔をおぼえてしまいました。
丹下さんは代々木第一体育館の、あの特徴ある建物や、広島平和記念公園などを設計した人です。
昭和時代を代表する建築家のことも、これを機にぜひ。

江戸の災害史 : 徳川日本の経験に学ぶ 文庫本(3F)080||26||2376
倉地克直著 中公新書, 2016.5
今年は熊本にとっては、なんと言っても地震の年でした。熊本は地震はないと思っていた、と言う方多かったと思います。私も熊本は大きい地震はないと思っていました。でも、明治22年(今から127年前)にマグニチュード6.3の直下型地震があっていたのでした。災害に関して言えば特に、その土地の歴史を紐解いてみればわかる事は多いですね。
江戸時代ももちろん災害は多かったようで、学ぶ事は多いです。
 

年末年始、みなさまよい読書を。

(図書館スタッフ:H)

2016-12-15

ぷくにゃんおはなし会④


こんにちは!
今朝降っていた雨も上がり、今年最後のぷくにゃんおはなし会に行ってきました。

今日ははじめのろうそくのうたの時からみんな元気いっぱいで、みんなで一緒に楽しくうたうことができました。

今日の本は、
「さかさのこもりくんとてんこもり」
「おたすけこびと」
「あのね、サンタの国ではね・・・」
の3冊です。



1冊目は「さかさのこもりくんとてんこもり」。
こもりくんたちが話す逆さ言葉に、みんなツッコミを
入れながら楽しそうに聞いていました。
 
2冊目は「おたすけこびと」。
こびとたちが重機を使ってケーキを作っているのを
応援している子もいて、ケーキが完成した時は大歓声でした!


3冊目は「あのね、サンタの国ではね・・・」。
サンタのお話と言った瞬間に大盛り上がりで、サンタの
1年間にみんな興味津々で、身を乗り出して聞いてくれました。


今月は4回おはなし会があり普段よりも多かったのですが、
毎回こどもたちに喜んでもらえたので本当に良かったです。
来年もこどもたちを笑顔にできるようにがんばります!!
 
 
(読み聞かせスタッフ:かおり はるき)
 






 

2016-12-14

ぷくにゃんおはなし会③


こんにちは!
風が強くとても寒い中、今日は今月3回目のぷくにゃんおはなし会です。


今回の本は、「お月さまってどんなあじ?」「サンタクロースと小人たち」の2冊です。
1冊目は「お月さまってどんなあじ?」
子どもたちがとても元気で、ページをめくる度に楽しそうに反応してくれたのが印象的でした。


2冊目は「サンタクロースと小人たち」
  少し長いお話でしたが、最後まで静かに聞いてくれました。

元気いっぱいの一年生に、わたしたちも元気をもらいました。
明日もぷくにゃんおはなし会を開きます。お楽しみに!

(読み聞かせスタッフ:かおり はるき)

















2016-12-13

洋書を読みましょう!


皆さんこんにちは!
先日から図書館1階で「始めてみよう!英語多読学習法」という企画展示がスタートしました。





ずらりとお勧めの本が並べられていますが…圧巻なのはそのPOPの数!
1冊1冊に、英文科の学生さんを中心にして書かれたPOPが添えられています。



それぞれの本へのお勧めポイントが分かりやすく書かれており、流石は勉強熱心な学生の皆様、とPOPを読んでいても楽しい気分になってきます。

私も英語の小説や詩を読む授業がを受けたことがありましたが、最初から母国語で訳されている本を読むのとはまた違う面白さがありました。

3Fにも洋書が充実しているので、お勧め本を読まれて興味が沸いた方は是非そちらもご覧になっては如何でしょうか?
いつもとは違う読書体験が楽しめると思います♪

(図書館スタッフ:み)

2016-12-10

新刊のお知らせ


こんにちは。
県大のイチョウがとてもきれいに黄色に染まってますね。
落ち葉が毎日降ってきて、お掃除は大変そうですけど・・・。

みなさんは、ハリー・ポッターシリーズ最新作
「ハリー・ポッターと呪いの子」はもう読みましたか?

新着で入ったんですが、思ったより予約が入らず・・・
まだ読んでない人は、今が絶好のチャンスですよ。

ハリー・ポッターと呪いの子 第一部、第二部 特別リハーサル版 単行本 
「ハリー・ポッターと呪いの子」
 和書(3F) 請求記号:933/R 78


400ページくらいあるのですが、脚本形式で書いてあるので、
さらっと読めます。

もし、予約が増えたときは、貸出の順番がまわってくるまで
賢者の石から読み直すのもいいですね。



(図書館スタッフ:5moon)





2016-12-08

ぷくにゃんおはなし会2


こんにちは!
今日は、昨日に引き続き、12月2回目のぷくにゃんおはなし会でした。



今日読んだ本は、
「パンやのろくちゃん」
「おじさんのかさ」
「はろるどのクリスマス」の3冊です。
みんなをお話の世界へいざないます!









一冊目は、「パンやのろくちゃん」。
リズムの良い文体で、読んでいて楽しかったです。こどもたちも、笑顔で聞いてくれました。










二冊目は、「おじさんのかさ」。
知っている人が多かったみたいですが、静かに時には笑いながら聞いてくれました。歌のところで一緒に歌ってくれた子がいて、すごく嬉しかったです。









三冊目は、「はろるどのクリスマス」。
昨日に引き続きクリスマスのお話で、季節感を出してみました。素敵なお話に、みんな静かに耳を傾けていました。








元気で、個性あふれる楽しいクラスで、とても楽しいひと時でした!
次回も、来週の水曜日と木曜日に二日続けて行います。
お楽しみに!!

(読み聞かせスタッフ:はるき かおり)



2016-12-07

ぷくにゃんおはなし会


こんにちは!
今日は12月に入って初めてのお話会でした。

読んだ本は
『しりとりのだいすきなおうさま』
『あすはたのしいクリスマス』
の2冊です。





           1冊目は『しりとりのだいすきなおうさま』
家来たちが王様に仕返しをする場面では、みんな大盛り上がりで                     すごく楽しそうでした!










2冊目は『あすはたのしいクリスマス』
                               クリスマスが近いということもあり、みんなが楽しそうに笑顔で聞いていたのが印象的でした。












 今月は読み聞かせの機会が多く、明日も読み聞かせを行います。
子どもたちに楽しんでもらえるようにがんばります!


(読み聞かせスタッフ:さき かおり)

2016-12-03

寂しい冬に…


こんにちは、本格的な寒さが熊本にもやってきましたね。風邪などひかれてはいないでしょうか。
 
街はクリスマス、楽しげな雰囲気とは対象に、木枯らしの運ぶ寂しさが身に染みます。夏はあんなに青かった木々もすっかり葉を落とし、動物も冬ごもりをする静かな季節となりました。
なぜ人間は冬眠できないのでしょう。せめてコタツを背負って生活できたらいいのにと思わずにいられません…
 
さて、なんとなく冬は心寂しいもの。そんなとき、友だちや恋人、家族と過ごすのも良いですが、本を読んで心から満たされてみてるのもまた楽しいものです。
今回は、そんな冬にオススメの情緒ある本をご紹介します。
小説や実用書とはまた違った趣を感じてみるのは、良い刺激となりますよ。
 


雑誌「ダ・ヴィンチ」に掲載されているコーナー、「短歌下さい」の単行本版。
お題に沿って投稿された短歌の中から、素敵な歌が解説と共に紹介されます。
くすりと笑えるものや、ノスタルジックな空気感のもの、不思議な世界をみせてくれるものなど、沢山のきもちを味わう事が出来ます。



ローマの異国情緒溢れる写真と共に、豆知識が収録されています。
ガイドブックでは知ることの出来ない名所まで紹介されているこの本、お家でゆっくりとローマをお散歩してみてはいかがでしょう。



道端の花は、実は神話界のスターかもしれない。
大昔の人間が、花をみて作り上げた神話。その感性は、現代を生きる私たちとそれほど変わらない事が分かります。意外な逸話から、なじみのある花の秘密を知ってしまうような発見があるかもしれません。


図書館では季節に沿った本の展示も行なっております。
心を満たしてくれる本と、冬を過ごしてみてはいかがでしょうか。


(図書館アルバイト:紺)
 

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