こんにちは、本格的な寒さが熊本にもやってきましたね。風邪などひかれてはいないでしょうか。
街はクリスマス、楽しげな雰囲気とは対象に、木枯らしの運ぶ寂しさが身に染みます。夏はあんなに青かった木々もすっかり葉を落とし、動物も冬ごもりをする静かな季節となりました。
なぜ人間は冬眠できないのでしょう。せめてコタツを背負って生活できたらいいのにと思わずにいられません…
さて、なんとなく冬は心寂しいもの。そんなとき、友だちや恋人、家族と過ごすのも良いですが、本を読んで心から満たされてみてるのもまた楽しいものです。
今回は、そんな冬にオススメの情緒ある本をご紹介します。
小説や実用書とはまた違った趣を感じてみるのは、良い刺激となりますよ。
雑誌「ダ・ヴィンチ」に掲載されているコーナー、「短歌下さい」の単行本版。
お題に沿って投稿された短歌の中から、素敵な歌が解説と共に紹介されます。
くすりと笑えるものや、ノスタルジックな空気感のもの、不思議な世界をみせてくれるものなど、沢山のきもちを味わう事が出来ます。
ローマの異国情緒溢れる写真と共に、豆知識が収録されています。
ガイドブックでは知ることの出来ない名所まで紹介されているこの本、お家でゆっくりとローマをお散歩してみてはいかがでしょう。
道端の花は、実は神話界のスターかもしれない。
大昔の人間が、花をみて作り上げた神話。その感性は、現代を生きる私たちとそれほど変わらない事が分かります。意外な逸話から、なじみのある花の秘密を知ってしまうような発見があるかもしれません。
図書館では季節に沿った本の展示も行なっております。
心を満たしてくれる本と、冬を過ごしてみてはいかがでしょうか。
(図書館アルバイト:紺)