見上げる空はお日さまの強い光と空の青さと立ち上る雲の白さが相まって、夏の勇ましさを感じます。
今日はそんな「空」のお話あれこれを。
熊本地震の前震があった日の翌日も、本震があった日の翌日も、きれいな快晴で『空が青かった』のを覚えています。
良いこともそうでないことも、すべて『青い空』の下で起こります。
この本の最後の章の「人生はパイナップル」
・・・ぼくの野球とじいちゃんの戦争体験が交差しながら、二人の関係が築き上げられていきます。
その深い絆がとてもうらやましく思えました。
自分たちの通う高校が来春閉校する・・
3年生のネタローたちは、そんな状況ならではの『終わりと始まり』を強く意識しつつ、最後の1年を過ごしていきます。そしてそれぞれに見つけた『至って前向きなけじめ』のかたち。
不恰好かもしれない・・けれど、それが「空よりも高く、遠く、軽やか」なんです。
山と溪谷社
発売日 : 2001-02-01
ブクログでレビューを見る»
【所在:和書(2F) 請求記号:451.038】 |
学習研究社
発売日 : 2004-03
ブクログでレビューを見る»
【 所在:和書(2F) 請求記号:451 || Ta84 】 |
たくさんの空の写真が並んでいて、その美しさに思わずうっとりします。
空には、場所により時間により、数え切れないくらいの(二度と同じものは現れない)表情があるというのに、実際にこの目で見ることなく、その大部分を見逃しているんだなぁと思うとたいへん惜しい気がします。
だからこそ、この写真本です!
角川書店
発売日 : 1999-12-10
ブクログでレビューを見る»
【所在:和書(2F) 請求記号:451||Ta33 】 |
392もの空の名前が写真と解説入りで紹介されています。中にはその名前にまつわる和歌や俳句が添えられているものもあって、より風流に味わうことができますよ。
わたしが気になった空の名前をいくつか挙げてみます。
「もつれ雲」
・・・痴情のもつれ!? 空の世界にも下界に似たややこしい事情があるのかも。
「糸遊(いとゆう)」
・・・陽炎(かげろう)の別名です。
「星のささやき」
・・・氷点下50度ともなると、人の吐く息も凍ってしまい、かすかな音となって耳に届くそうです。
「天泣(てんきゅう)」
・・・雲がないのに雨が降る現象。「狐の嫁入り」とも言われます。
顔も気持ちも上向きにして、空を眺める時間を少しでも増やしてみませんか。
by
(切り取られることのない 丸い大空の色を 優しいあの子(=読んでくださっているみなさん)にも教えたい ♪・・・・と思う) なつぞらP