2019-04-27

令和へ向けて~「タイトル」でカウントダウン!~



令和元年になるまで、あと少しとなりました。
そこで「数字」で始まる書籍タイトルに注目し、独自の「カウントダウン」をしてみたいと思います。

岩波書店
発売日 : 2007-12-12

え~、数字にこだわり、数学の噺を一席。
第1話はパーティ用マジックに使えそうな「整数ネタ」です。(ちなみに私が内容を理解するのに“5分”では全く足りませんでした(汗))



 
著者 : Igloo*dining*
河出書房新社
発売日 : 2011-10-20

私は、ボールペンに「4色」も必要かな?でも、あったら人生が一気にカラフルになって楽しそうだな?などと逡巡しながらも、結局は価格が決め手となり3色を選んでしまうような小市民ですが、次
こそ4色仕様を買ってみようかなと思いました。



著者 : 壁井ユカコ
ポプラ社
発売日 : 2014-10-03

サンジノオヤツ・・音の響きがなんとも平和です。
30人の作家らが「3時のおやつ」にまつわる、とっておきの記憶をつづっています。
ページごとにもれなくクククっと笑いつつ、それぞれの内容に食いついてしまいました。

続編もあり。



著者 : 香原志勢
福音館書店
発売日 : 1990-10
この絵本では、二足歩行をする人間は動物の中でとりわけ変わり者なのだと紹介されています。人間は手を器用に使ってさまざまな技術を編み出し、便利な暮らしをするようになりました。ただ、この絵本の最後はこう結ばれています。「・・でもその人間は、大砲や軍艦、それに原子爆弾もこしらえます。それは人間にとってしあわせでしょうか?」



著者 :
パイインターナショナル
発売日 : 2011-10-28

実際、世に出回った300枚を超えるチラシのオンパレード。圧巻です。
各チラシに対して、編集部が小気味よく1行コメントしています。

さて、あなたの「平成」はどんな図柄でしょう?
やがて来る「令和」をどんな風にデザインしていきましょうか?



ダイヤモンド社
発売日 : 2015-02-14

あらゆる難問を解決する名探偵コナン君も0ベース思考を実践しているのかもしれません。


                                                                                                              
(図書館スタッフP)
タイトルにこだわって本を探してみたら、ふだんは手に取ることのないジャンルの本に出会うことができました。

2019-04-23

第3回 図書館クラブ交流会


こんにちは。
早いもので、3回目の図書館クラブ交流会をおこないました。

今回も、テーブルゲーム同好会(@tablegmepuk ツイッターアカウント)の皆さんと合同でおこないました。

なんと今回は、図書館クラブとテーブルゲーム同好会の両方で過去最高の人数に参加してもらい、15名ほどの方にゲームでの交流を楽しんでもらいました。








色々なゲームを楽しんで頂きましたが、ゲーム司書的に気になったのはこちら!

『ソクラテスラ ~キメラティック偉人バトル~』というゲームです。




偉人を召還して戦うゲームですが、キリスト、ジャンヌ・ダルク、チンギス・ハン、ニコラ・テスラなど、様々な歴史上の人物が出てきます。

召還する過程で大変ことになるのが、このゲームの面白いところです(笑)





遊んでいるうちに、【自分が召還した偉人の元ネタ】が気になってくるので、そんな時は、ぜひ図書館の本で調べてみてください。

著者 : 木原武一

新潮社
発売日 : 1989-07-20
所在:開架(2F)
280.4||Ki 17


著者 : 造事務所
PHP研究所
発売日 : 2014-02-05
所在:文庫本(3F)
080||P56-2||そ-4-24



さらに、ゲームカードには「塩の行進」「百年戦争」「テルモピュライの戦い」など、歴史上の出来事が書かれており、それによりゲームが進んでいきますので、遊んだ後は歴史についても知りたくなってきます。


 


そんな時は、図書館にあるこちらの本をどうぞ!

著者 : 堀越宏一
ミネルヴァ書房
発売日 : 2013-01-01
所在:開架(2F)
230.4||H 89



次に遊ぶときは、図書館交流会らしく、実際に歴史の本や偉人の伝記などを横に置いて遊んでみたいですね。

著者 :
山川出版社
発売日 : 2009-09-01



図書館クラブでは様々な交流会に加え、展示作り、選書ツアー、図書館見学ツアーなどもおこなっています。

興味のある方は、お気軽に図書館カウンターまでお問い合わせください。

(図書館スタッフ ゲーム司書)

2019-04-19

2019年度「図書館ガイダンス」スタート!!


学内の桜はすっかり葉桜に姿を変え、新緑が美しい季節となりました。
図書館は新入生を迎え、春休み前の活気が戻ってきて嬉しいです!

毎年4月~6月まで、新入生の皆さんに、図書館の利用方法について「図書館ガイダンス」を
実施しています。
今後、ガイダンス時のアンケートでいただいた質問は、このブログで回答していきますので、
どんな小さなことでもいいので記入してくださいね。

今年は、ガイダンス資料の冊子が一回り大きくなり、さらに見やすくなりました。
また、ガイダンス終了後に選んでいただく「オリジナルしおり」は、裏面も工夫しています。
新入生のみなさんは、ぜひお楽しみに☆



新入生以外の皆さんで利用方法を忘れてしまった方も、わからない事があれば遠慮なく聞いて
くださいね。

ガイダンス期間中は、少しお騒がせする事があるかも知れません。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。

                                        (図書館スタッフ:ニコル)

2019-04-17

「とりあえずメシを食え。(!?!?)」


新しい4月が来た 希望の4月 喜びに胸を開け 大空あおげ
ブログ(ぷくりぶ日誌)の声に 健やかな胸を この香る風に 開けよ
それ一、二、三

春!活きのいい新生活、始まっていますか?
年度のスタートにあたり、みなさんが思い描くミライはきっと明るい!はずです。

ただ、その道程にはさまざまな関所(困難とも言います)もあることでしょう。
時に悲しみ、落ち込み、焦り・・などなどで退っ引きならない状態に陥ることがあるかもしれません。
(脅かしているわけではありませんよ。)

そんな時、よすがになるかもしれない(と私が思う)、ある小説の一節をご紹介します。
(5作品を収録。この「さよなら、田中さん」は最後に収録されており、この本のタイトルになっています。)



「悲しい時、腹が減っていると、余計に悲しくなる。辛くなる。そんな時はメシを食え。
もし死にたいくらい悲しいことがあったら、とりあえずメシを食え。
そして、一食食ったら、その一食分だけ生きてみろ。
それでまた腹が減ったら、一食食べて、その一食分生きるんだ。
そうやってなんとかでもしのいで命をつないでいくんだよ」

 
この本は、「ビンボーな母子家庭だけれど、底抜けに明るいお母さんと、毎日大笑い、大食らいで過ごしている。そんな花実とお母さんを中心とした日常の大事件やささいな出来事を、時に可笑しく、時にはホロッと泣かせる筆致で描ききる。(小学館HPから)」内容となっています。

『さよなら、田中さん』の章は、花実ちゃんのクラスメートである信也くんが主人公のお話で、「中学受験と、そこにまつわる現代の毒親を子供の目線でみずみずしく描ききった(小学館HPから)」ものですが、信也君はある出来事をきっかけに「…もう終わりにしよう」と突然思います。「死にたいんじゃない。ただ終わらせたいだけ」と。そして橋の欄干に手をかけたとき、花実ちゃん親子に声を掛けられ、そのまま夕食に呼ばれるのですが、その食卓でお母さんに言われたのが上記です。

そのあと、次のように続きます。



「その食べ物をくれる人には感謝しなくちゃいけない。
それは命をつないで、生かしてくれる人だ。
食事を作ってくれる人とか、食材を買うお金を稼いでくれる人とか、な」 


食べることは命をつなぐための大切な行動です。
 
精神的な非常事態で「食欲」を忘れそうになりそうになっても
「とりあえずメシを食」いましょう。 

それが、突破口を見つけることにつながるかもしれませんよ!




鈴木るりかさんの近著をご紹介します。

著者 : 鈴木るりか
小学館
発売日 : 2018-10-17
                                                                              (図書館スタッフ P) 
P.S

○冒頭の部分で・・・

歌いながらラジオ体操をしてくださった方 ⇒ ハグしたいくらいです。                                          口ずさんでくださった方 ⇒ 握手したい気分です。                                           リズミカルに”脳内歌唱”してくださった方 ⇒ 純粋にうれしいです。                                             新しい4月、ぐらいで次の段落に目を移された方⇒・・・・今後ともどうぞよろしくお願いします。    

2019-04-12

食育展示 「新生活応援 ~新しいことを始めよう~」


図書館1階、カウンター前展示コーナーで「新生活応援 ~新しいこと始めよう~」を開催しています。

新生活を始めた方におすすめのレシピ本やお茶の入れ方、食に関する資格習得の本などをご紹介しています。





 

4月から初めての一人暮らしの方も多いかと思いますので、料理をしてみたり、熊本近郊のカフェに行ってみたりなど、図書館の本をきっかけに新生活を充実させてみませんか。


素敵な本がたくさん並んでいますが、ゲーム司書的にグッときた本はこちら!


所在:食育(1F) 請求記号:383.8||E 59

某ゲームの影響で売り上げが伸びたと噂される『歴メシ!』です。

中を見てみると、なるほど確かに美しく美味しそうな写真に加えて、「ヘロドトス」・「キュケオーン」などオタクが喜びそうなワードが、読書家がグッとくる言葉が載っており、食欲と読書欲の両方が刺激されます。


興味のある方は、ぜひ手にとってみてください!

(図書館スタッフ ゲーム司書)

2019-04-10

情報セキュリティ展示のご紹介


「情報セキュリティ啓発キャンペーン」の一環として、図書館1階で関連本の展示を行っています。
(展示期間:4月9日~5月31日)






スマートフォンやパソコンは、使いこなすと便利なツールである反面、SNSの炎上、スマホ依存、ブルーライトによる不眠など、注意すべき点があります。
そういう私も、なかなか寝る前のゲームが止めれずに寝不足の日々です、、、反省。



どんなツールも正しく使うためには知識や技術が必要ですので、図書館の本を読んで、情報管理について知ってみませんか?


 (図書館スタッフ ゲーム司書)



2019-04-06

図書館クラブの春展示より、川上和人さんの本


在学生と新入生のオリエンテーションも終わり、入学式や授業開始を来週に控え、今日は穏やかな土曜日の図書館です。外はお花見日和。

さて、先日から図書館クラブの春展示が始まっています。
友だちの間で話題になりそうな本、GW(今年は10連休という人も多いようですが、みなさん!5月6日は授業日ですからね!)の旅行に役立ちそうな本、「熊本ってこんなところ」紹介本などなど、いろんな視点で選書してもらいました。

そして私が個人的に「学生さんグッジョブ!」と思ったのは、川上和人さんのこの2冊を見つけたときです。

所在:図書館クラブ(1F)  背ラベル:488.04||Ka 94

マツダユカさんのイラストもなかなかいい味出していますし、なによりこの表紙が「いちご泥棒」に似ていてかわいいのです。
まだ読んでいません!楽しみです。

所在:図書館クラブ(1F)  背ラベル:457.87||Ka 94

こちらは公共図書館で借りて読んだのですが、うちの図書館にも入りました!またゆっくり読みたいです。

昨年、この本が入ったときに
所在:開架(2F)  背ラベル:488.04||Ka 94

ブログでも紹介したのですが、1冊気に入ると他の本も読んでみたくなるものですよね。別に雑学王は目指していませんが、その辺で見かける鳥と、鳥類学者さんにちょっぴり愛着がわくからなんだか不思議です。

ちなみにうちの父は庭の菜園でカラスとの知恵比べ(というか攻防戦?)を長年にわたり繰り広げておりますが、最後に必ず「カラスもとせ(渡世)せなんけんな」と言って多少の被害は大目に見ています。私は守り抜かれたスイカやトマトを食べながら「これも共存だよなー」と思っている次第です。

さて図書館クラブの春展示は、始まってまだ1週間ほど。小説のシリーズや語学関連の本などもたくさん選んでもらいました。
みなさんのお気に入りになる1冊も、図書館のどこかであなたを待っているかもしれませんよ!


                                (図書館スタッフ:「ときに晴れて」)



2019-04-05

「平成から令和へ」


ついに新元号が決まりましたね!

「万葉集」から引用との事で、本屋さんでは「万葉集」の売り上げが上がっているそうです。

図書館でも特設展示コーナー「平成から令和へ」を作りました。




どこかで見たような額縁がありますが、なんとこれを持って自由に撮影する事ができます!

在校生の方は学生生活の記念に、新入生の方は入学の思い出にどうでしょうか。

また、年号に関する本も展示しています。


著者 : 所功
文藝春秋
発売日 : 2018-03-20
所在:文庫本(3F)
080||B 89||1156





著者 : 小島憲之
小学館
発売日 : 1984-01
所在:開架(3F和書)
910.8||KA4||3
 

TV等で報道されているので、ご存知の方も多いと思いますが「令和」は、 万葉集巻五、梅花の歌三十二首の序文、「初春の令月にして気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭(らん)は珮(はい)後の香を薫らす」から引用されています。

実際に「万葉集」を読んでみて、はるか昔に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。





(図書館スタッフ ゲーム司書)



 

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