剣と魔法の世界が舞台の「ドラゴンクエスト」シリーズから『中世の武器防具辞典』やファンタジー小説を読んだり、神や悪魔を召還するゲーム「女神転生」シリーズから『世界の神話』を読んだり。
最近では、若者に人気のスマホゲーム「フェイト・グランド・オーダー」(FGO)から読書に繋がる事例が増えています。
歴史上の人物(ジャンヌダルク、アーサー王、岡田以蔵など)を仲間にして、共に戦うゲームなので、そこから興味を持ち、より知りたくなった時に本を読む、という流れです。
書籍業界では、「FGO」をきっかけとした色々な動きがあっています。
『正伝 岡田以蔵』は、ゲームファンの声を受けて増刷。
増刷時の帯には「FGO」のキャラが描かれました。
『正伝 岡田以蔵』より
ジュンク堂福岡店では、「FGO」とは明言されていませんでしたが「英雄たちフェア」という形で、フェアが行なわれ、盛況を博しました。
【3階英雄フンガフンガフェア進捗すごいです】おかげさまで念願叶って出ました沖……いやなんでもないです沢山のお客さまに足をお運びいただいております!本をお買い上げいただいた皆さま情報を拡散してくださいました皆さまありがとうございます!うれしい悲鳴というのをいま実感しております……! pic.twitter.com/XNO8xxSJyx— ジュンク堂書店福岡店 (@jnkfkok) 2018年6月24日
当館にも「FGO」関連本が色々ありますので、興味のある方は是非借りてみてください。
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ゲーム内で読んでいる描写があります。
ゲーム内で主人公のパートナーが、夢中になって読んだ本、という事で紹介されています。
中国の南北朝時代に実在した武将。
「類稀なる美貌の持ち主」だったと言われており、ゲームでもそのように描かれています。
ゲーム内で読める物語「異端なるセイレム」は、上記のクトゥルフ神話がモチーフとなっています。
ゲームを楽しんだ方は、ぜひ本(読書)も楽しんでみてください。
(図書館スタッフ ゲーム司書)