2017-03-29

「読書で旅する」小展示


   

こんにちは!図書館スタッフの、みです。
大学の春休みもそろそろ終わりますが、学生の皆さんは楽しい時間を過ごせましたか?
アルバイトなどが忙しく、どこにも行けなかった…という方も、まだ遅くはありません!
空いた時間でしかもお金をかけずに日本全国、いえ、世界中を旅することも、本を読んで頭の中でする旅ならば可能です。
図書館1Fの小展示は「読書で旅する」をテーマに色々な旅の本を集めています。気になるものを手にとって、貴方だけの読書の旅に出かけましょう!
その中でも私が気になった本を紹介させて頂きます。


旅行の楽しみといえば、やっぱりご飯。
四十代、仕事も年齢も折り返しになった「ふらりひとり飯が苦手」な作者が、何故か世界中を一人旅することに。果たしてどんな出会い(人ともご飯とも)が待っているのでしょうか…?


こちらはなんとトイレの本。
見た目が奇妙なものから、女性用立ちション便所といったものまで個性的な世界のトイレが勢ぞろい。「食」と同じく生活に欠かせないものだからこそ、こんなに色々なトイレがあるのかもしれませんね。(ちなみに「世界一愉快なトイレ」と紹介されているものは…なんと日本のトイレでした!)
読書旅行を楽しみ、春を新しい気持ちでスタートしましょう♪

(図書館スタッフ:み)

2017-03-27

春ですね


桜の時期ですね。
県大の桜の見ごろは来週あたりですかね。

今回は、2冊本を紹介いたします。

1冊目は、
著者 : 宮部みゆき
PHP研究所
発売日 : 2013-02-27
舞台は江戸深川。主人公の笙之介が父の無念を晴らすために、
事件の真相究明にあたります。読んだ後、心がほんわか温かくなる話です。

表紙には桜の絵が書いてあってかわいいです。
「桜ほうさら」とは南信州や甲州の方言でめちゃくちゃ・ひどい事が
つづくという言葉の「ささらほうさら」に物語に象徴的に使われている
桜をからめた言葉です。
桜を眺めながら読みたい1冊です。


2冊目は、
著者 : 恩田陸
幻冬舎
発売日 : 2016-09-23
こちらは、直木賞や本屋大賞をとっている作品なので、すでに読んだ人も
いるかもしれませんね。
音楽コンクールの話です。
ピアノを弾いているシーンでは音楽が見えました!
読んでいると音楽を聴きたくなります。

暖かい日にはひなたぼっこしながら、図書館の外のベンチに腰掛けて
本を読むのも気持ちいいですよ。



(図書館スタッフ:5moon)

2017-03-16

流行の


まずは、本日ご卒業のみなさん、4年間お疲れ様でした。
図書館は卒業生でも使えますので、ぜひ今後もご来館をお待ちしております。

さてさて、世の中いろいろなテーマの漫画やゲームがあって、
ちょっと前には刀剣擬人化のゲームが随分流行して、関連本もたくさん出版されました。
(本学図書館にも何冊か所蔵されています)
美術館や博物館が随分賑わったようです。

今何が流行っているのかを知るのも図書館員の大事なお仕事!
とサーチをしておりましたらば…
どうやら文豪がテーマの漫画やゲームが人気の兆し。
図書館員かつ日文卒業生としましては個人的にも興味津々、
周囲の人を巻き込んで、かつて勉強した文人たちのトリビアを語ったりしています。

それでなくとも、「文人」と呼ばれる人たちは癖が強くてとんでもない伝説を打ち立てたりしています。
たとえば俳人の種田山頭火なんか、熊本市内の市電路線に入って電車を止めちゃったりだとか。
(これでも序の口です。別の文豪は走行中の山の手線にぶつかっても早期退院、その後仲間と徹夜で遊ぶほどの元気(?)ぶり)
作品も素晴らしいけれど、個人のエピソードも「創作じゃないの?!」と驚くすごさ。

ぜひこの驚愕を共有していただきたいなと思い、おすすめの本をご紹介。






写真やご家族から語られるエピソードに、笑いながらもほろりとさせられる「作家の」シリーズ。
上記以外にも「食卓」や「旅」などありますのでぜひご覧ください。

それからこちら。

ベストセラー「ビブリオ古書堂の事件手帖」シリーズより古い「ビブリオミステリ」。
芥川龍之介が自分の短編小説「六の宮の姫君」をについて、「玉突き、いやキャッチボールだ」
と表現した言葉の謎を、女子大生の主人公が解読していきます。
それは芥川と菊池寛、二人の文人の生涯が紐解くことになるのですが…

私はこの本で、作品の背後にある作家の存在を意識するようになりました。
柔らかな語り口でわかりやすく、文学好きな人以外にもおすすめできる作品です。
シリーズものですがこの本からでも読めますので、興味のある方はぜひ!



(図書館スタッフ:トルコ石)

2017-03-06

新着図書コーナー♪


みなさん、新着図書コーナーをご存知ですか?
常連の方はよくチェックされていますが、学生さんたちには中々利用されていないように感じます。場所は図書館1階エレベータ向かい(新聞書評コーナーの横)です。様々なジャンルの本を並べていますので、是非御覧ください!
ちなみに、新着図書案内にも面白そうな本を紹介してます♪

【新着図書コーナー】








 
【新着図書案内】※図書館入り口正面















(図書館スタッフ:ぴーこ)

2017-03-03


3階奥の方の・・・


今年も、もう3月。梅も満開になり、日差しの暖かさはだんだんと春めいてきました。
大学は現在長期休暇中ですが、こちら図書館は、もちろん平常と変わらず夜は9時40分まで開館しています。利用者の数がぐっと減った分、読みたい本は今ならほぼ読めますよ。

ところで・・・
3階奥の方に文庫と新書だけのラックがあるのはご存知ですよね。
なかなかノーマークなこの棚、実はここに9500冊もの、見掛けは軽いけど
中身が詰まった本があるのですよ。
一旦足を踏み入れると、あらゆるジャンルを網羅しているバリエーションの奥深さに時間が経つのを忘れてしまいます。

今年入った中で数冊おすすめです。ご興味がありましたら、3階へどうぞ。


脳は、なぜあなたをだますのか: 知覚心理学入門 (ちくま新書) 新書 – 2016/8/4
SMAPと平成 (朝日新書) 新書 – 2016/12/13
結局、人は顔がすべて (朝日新書) 新書 – 2016/12/13

 ちなみに請求記号の上の段が080の本でしたら、文庫の棚です。

いつもより時間に余裕がある学生の皆さんや一般のお客さま、どうぞお待ちしております。



(図書館スタッフ:さくら)

 

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