2016-11-11

図書館のおしごと・・・本の修理


図書館スタッフのHです。

明日は白亜祭!
夜遅くまで残って準備をされてるみなさん、おつかれさまです!
冷え込んできたので、風邪などひかないように注意してくださいね。
ちなみに図書館も開いています。
明日、白亜祭当日も図書館は通常営業しておりますので、お立ち寄りくださいね。

さてそんな中、私は図書館で本の修理をしています。
表紙がぼろぼろになってしまった岩波文庫です。
表紙だけでなく、中のページがセロテープで修理してある部分もあるので、セロテープを剥がして図書用の修理用のりを使って張り合わせます。

セロテープは大変劣化しやすく、置いておく場所にもよりますが、早ければ1年ほどでパリパリになってはがれてしまい、跡が茶色く残るという大変厄介なものです。
もし、破れたり破れかかったりしている部分を見つけても、セロテープで修理せず、図書館スタッフにお知らせください。
図書館には、本の修理のための道具が揃っています。お任せください!

この本に貼られたセロテープも劣化が始まっていましたので、はがしてしまいます。


セロテープをはがしているところ。
テープ剥し液を使います。
表紙を丈夫な紙に変えます。
貼り付けて、クリップで挟んで一晩置きます。




















明日になったらのりが固まり、本として読める状態になっています。
来週には棚に戻すことができると思います。
新しくなった岩波文庫「ジェイン・エア」をぜひ、お手にとってみてください!

図書館スタッフ:H
 

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