わたくしは、けっして小説なんかにはまってはならない高3でムラカミハルキにはまってしまいまして、それからずっと、ハルキマニアであります。
人ってなぜか、試験前にどうしても部屋の掃除がやりたくなったり、昔読んだあのマンガが読みたくなったりしますよね。
村上春樹
マガジンハウス (2012/7/9)
ISBN 9784838724505
最新のハルキさんのエッセイです。
村上ラヂオのシリーズは雑誌に連載されたエッセイを単行本化したもので、3ページくらいの分量のエッセイがたくさん収録されています。
これを読んで私が思ったことはと申しますと・・・このくらいの分量のエッセイは、寝る前にベッドで読むのにちょうどいい!
ということであります。
私の辞書には実は・・「眠れない」という言葉はありません・・・
こどものころから、眠りに落ちる速度はのび太くんとほぼ同じです。(ちなみにのび太くん就寝までの時間は約3秒)
学生の頃はじめて一人暮らしをして、眠れない夜に憧れて、『眠られぬ夜のために』(ヒルティ著 開架2 194||H 58)という本を買いましたが、見事に無駄にしました。
そんな私ですが、寝る前にちょっと短い文を読んで、その日一日疲れた脳を整えるのはヨイと思ったわけです。
書かれていることって、ハルキさんが日々思っていること、食べ物のこと、マラソンのこと、仕事のこと、とかです。まぁ、深刻なこととか哲学的や政治的なことではありません。
寝るちょっと前、深く物事を考えたくもなく、だからといって思考は空いてる。
そんなときに、3ページくらいのエッセイを読むのは気持ちの切り替えもでき、いいですよ。
ごくごく軽い、脳のストレッチです。
図書館にはハルキさんの小説やエッセイが、ほかにもたくさんあります。
OPACで探してみてくださいね!
(図書館スタッフ:月影先生)