後期の授業がはじまりましたね。
日差しはまだ暑いものの、金木犀の香りがただよいはじめました。
いよいよ、読書の秋ですね。
みなさんは、本を選ぶときどのような基準で選択していますか?
「好きな作者だから」とか「雑誌で紹介して気になった」とか「表紙がすき」とか
いろいろな観点で選んでいますよね。
今回ご紹介するのは、私のすきなシリーズものです。
まずは、「よりみちパン!セ」というシリーズ。
中学生以上をターゲットにしているため、とてもわかりやすい内容で
生きるために必要な信頼できる知恵を教えてくれます。
タイトルは多様なのですが、100%ORANGEの絵、祖父江慎さんの装丁で統一されています。
谷川俊太郎さんからの同じ質問に対する著者の回答が必ず巻末に載っていて、それをみるのも楽しみです。
メディアリテラシーについて、数学について、美についてなどテーマはさまざまです。
興味のあるものから読んでみてくださいね。
次に「シリーズ ケアをひらく」から2冊ご紹介します。
従来の常識を覆す他力本願のロボット。弱いからこそ役に立つロボット。目から鱗です。
弱さの持つ豊かさといえば「べてるの家」です。
精神障害を抱えた人たちが、自分自身の経験を通して発見した「安心してサボれる会社づくり」などのユニークなモットーに心惹かれます。
信頼できるシリーズを見つけると、普段は手に取らないテーマの本でも
このシリーズなら読んでみようと思って、読書の幅が広がるのがとても魅力的です。
みなさまもお気に入りのシリーズ見つけてみてくださいね。
図書館スタッフ Y