最近、雨が続きますが、昨日は1日だけぽっかりとよい天気でした。
夜は月がきれいでした。ちょうど満月だったみたいです。
さて、月といえば、日本では月の満ち欠けを元にした暦(「旧暦」)で長い間生活をしていました。現在の暦(グレゴリオ暦)とはまた違った生活のリズムが日本には息づいていますね。今も残る行事やならわし。古来から続く暮らしと季節を感じる本をご紹介します。
まずはこの本。
所在:和書(2F) 背ラベル:386.1||Ky 8
「如月」「皐月」といったの月の異名の語源や「七五三」のもともとの意味、食の知恵など簡潔にわかりやすく説明してあります。山菜や野の花、風景写真も豊富。読んで納得、眺めるだけでも楽しい1冊です。
続いて。
所在:和書(2F) 背ラベル:449.34||Sh 81
こちらはイラストレーターの有賀一広さんの絵が親しみやすく、文章は詩人の白井明大さんなので目次や「候のことば」が文学的。「旬の野菜」「旬の兆し」などのコーナーでは、「熊本はもうちょっと早いな、まだ遅いな」など地域性を比べてみるのもおもしろいです。
それから、「そもそも『暦』って何? 古典文学や歴史の日付って今と違うし、いまひとつ感覚がつかめない。」という方。こんな本もありました。
所在:和書(2F) 背ラベル:449.81||H 94
「入門」ですが、しっかり勉強できそうです!
雨が上がったら、夜空を見上げてみてください。満月を過ぎて「卯月」の月が少しずつ欠けていく様子が見られますよ。
最後にもうひとつ。現在、図書館1階に「情報セキュリティ」に関するコーナーがあるのをご存じですか?
私もブログを書きながら、何度か立ち寄りました。その中の1冊。
所在:特別展示(1F) 背ラベル:080||Sh 64-2||572
たいした文章ではありませんが、発信することの影響と責任を考えながらの投稿です。
では、また。
(図書館スタッフ:「ときに晴れて」)