ああ、さわやか。
今が一年で一番いい季節ですね。
図書館スタッフのHです。
GW中ということもあり、学内はひっそりしています。
そんなひっそりとした図書館の、さらにひっそりとした1F奥、雑誌コーナーで作業していたところ、こんな雑誌を見つけました。
図書館で以前から継続購入していた雑誌ですが、この2017年春号をもって終刊となったようです。
なかなか読み応えがあるのに敷居が高くなく、タイトルの通り考えさせる内容も多くよい雑誌だったのですが、残念です。
雑誌『考える人』といえば、2010年夏号の「村上春樹ロングインタビュー」も有名ですが、書庫にあるバックナンバーを見てみると、古くなってもおもしろそうなものがいくつかありましたので、ご紹介します。
特集が「建築家・中村好文が提案する小さな家」。
中村好文さんが小屋と呼べるような小さな家を紹介しているのですが、その中に鴨長明の方丈の庵も紹介されているのがおもしろいです。
建築を学ぶ学生のみなさんにも楽しめる一冊。
特集が「文庫---小さな本の大きな世界」。
文庫本って、歴史が古いんですよ。はじまりといわれているのは15世紀のイタリアで活躍したアルドゥス・マヌティウスという出版人が作った本です。日本の江戸時代にも小さな本がたくさん流通していました。
本好きにはたまりません。
ただ雑誌は貸し出すことができないので、図書館でゆっくり読んでください。
GWも明日で終わりということで、九州自動車道もけっこう渋滞しているようです。
しかし今日は普通の土曜日なので図書館はいつもどおり19:00まで開館しています。
来週から気分一新して、また日常をがんばりましょう。
図書館スタッフ:H