こんにちは。日頃図書館をご利用いただきありがとうございます。
コロナ禍で外出の自粛が未だに続く毎日、
インターネットやSNSを利用する時間が増えた人もいらっしゃるのではないでしょうか?
図書館1階では今日から、
情報教育部門厳選の31冊を設置し、
「2020年度 情報セキュリティ啓発キャンペーン」の展示を始めます。
(~8/31まで)
ツイッター、インスタグラム、オンラインでの講義受講・飲み会や会議など、
インターネット上でのやり取りは
顔と顔を合わせたコミュニケーションの代わりになりつつあります。
とても便利な反面、言葉のトラブルでの炎上、
長時間の閲覧による健康被害、等
まだまだ注意しながら使っていくべき道具、ですよね。
自分の身を守りつつ、マナーを守って使いこなすには知識と技術が必要ですので、
この機会に本を手に取りつつ、「情報セキュリティ」について学んでみませんか?
「情報セキュリティ啓発キャンペーン」展示図書紹介~その①・初級編~
*図書に付いているコメントは、情報教育部門の職員さんからです。
セキュリティをテーマにした連載記事がベースになっていて、興味あるテーマを拾って読めるので、全部は理解できなくても、情報分野の初心者にとってもとっつきやすい本でした。
発生した情報セキュリティ事件の中身や背景にも言及があり、この分野の社会史的な視点も感じられ、面白かったです。
クイズ形式で、身の回りにありそうなリスクの対応方法をわかりやすく教えてくれます。
スマホ使用者にとっては、知らないでいると怖いと思うことが満載です。
まだ私たちが通常アクセスできているネットワークは氷山の一角でその下に、ディープウェブ、ダークウェブが果てしなく広がっているという。
どういう世界かを知るだけでも、身近なIT機器のセキュリティ対策は最低限やっておかねばという気になります。
車を運転するには交通ルールや、操作方法、危険予測の知識を学ばなければならないように、
パソコン、スマホ、タブレットなどIT機器を日常生活で使いこなしていくにはその安全な使用方法を知っておくべきです。
初心者向けにわかりやすくいかにリスクを回避してデジタル機器を使っていくかの知識が満載です。
是非一読を。
これからの社会を生きていく知恵ともいえます。
見開き2ページでテーマごとにまとめられています。自分の興味あるテーマのページから読んでいけます。
各テーマにクイズ形式で理解度をチェックできるので、隙間時間を利用しながら読み進めていってもOK。
後ろのページの索引で、わからないデジタル用語を拾って、該当ページを読んでも非常に役に立ちます。
大学生になると自分で考え、決断することが多くなる分、生活の周りに潜む危険に対しても自分で責任をもって対応する場面が増えてきます。
そんな大学生活を送る上で知っておいた方がよい危険を読みやすく解説。各テーマの締めくくりに危険を防ぐポイントのページが設けられており、
ここから読み込んでいくのもよいでしょう。
本書は 実習・講義・練習問題の構成になっているが、講義のみ読んでいってもよいでしょう。
社会人として一般常識となってきた情報セキュリティの入門書。ネットワーク、サーバー、Webアプリケーションの脅威と対策も取り上げています。
セキュリティエンジニアとしてハッとしたエピソードを凝縮、事例ごとに対策を並べ、幅広いセキュリティ事象を盛り込んでいます。
スマートフォンを標的にしたマルウエアの章(10章)から本書に入って行ってもよいでしょう。
~展示の本は貸出しできます。ぜひご利用ください。~(K)