後期試験直前、学生のみなさんいかがお過ごしですか?
図書館は試験前景気で大繁盛しています。
とはいっても、席が全部埋まってしまうほどではないので、試験勉強に図書館をご活用ください。
あったかくも寒くもなく、場所によってはちょっと寒い図書館は勉強するのにピッタリ!
試験期間中は日曜日も開館していますよ!(2月2日と9日)
さてさて、今日はもうすぐ図書館に入ってくる本を紹介したいと思います。
試験が終わって春季休暇に入ったら、腰を据えて読書!いかがですか?
※ただし、貸出ができるようになるには、あと1-2か月かかってしまいます。ご了承ください。
江戸川乱歩の全集、全18巻が入ります。
この全集は昭和36年頃出版されたものの復刻で、乱歩自身が校訂した生前最後の全集で、決定稿とも言えます。
昭和的な装丁と、乱歩らしい、最近は珍しい2段組みのページも楽しめます。
全集にしては持ち歩きしやすい大きさと装丁なので、貸出しやすくなっています。
「GA HOUSES : 世界の住宅」の2019年分(163~167)が入ります。
近年、学部学科を問わず、デザイン系の本がよく貸出しされます。
建築の本はデザイン性が高く、色彩感覚なども洗練されていて、ウェブデザインなどを考えるときにも参考になります。
見てるだけでインスパイアされて、なんだかデザイン力が高くなるような気がしたり…
全国の「大学教員が新入生に読んでほしい本」ランキングでいつも上位に上がるのがドストエフスキー。
5冊組で100年以上前のロシア文学なんて、敷居が高すぎますよね。
でも、一度は手に取ってみたいな、と思っている人は潜在的に少なからずいるものだと私は思っています!
そんなとき、2000年代に入って新訳されたこのシリーズはおすすめです。
意外にはまるかも…?
ドストエフスキーは人生を教えてくれますよ…?
この他にも、海外文学の名作を新訳したシリーズがいくつか入ります。
※2/3訂正--『白鯨』の購入は岩波文庫版から講談社文芸文庫版に変わりました。ご了承ください。
などなどなど…
名作だって小説。
小説は楽しむものです。
ぐっと身近な日本語になった新訳、手に取ってみませんか?
図書館スタッフ:H