冬の阿蘇の山なみもなんとなく落ち着くのですが、あまりの寒さに遅れていた梅の開花も一気に進んで、自然ってすごいなと思う3月の始まりです。
昨日は私、3色のお餅をひたすらひし形に切っておりました。(「どうせだからみんなひし形にしちゃって」という家族の安易で意味のないリクエストの結果です。)
おひなまつりは、今でも大切に受け継がれている行事のひとつですね。私の周りにも初節句を迎える赤ちゃんが2人います。
今日は、あらためて日本の風習を知りたくなったときにおすすめの本を2冊紹介します。
所在:開架(2F) 386.1||Sa 85
由来をきちんと知るだけでなく、現代風にアレンジしたレシピもたくさん載っています。カラフルなので眺めるだけでも楽しめます。
所在:開架(2F) 386.1||O 38
小さな図版もあって往時の風情もわかり、読み応えもある内容がわかりやすく書かれています。
ひし形にも3色にも、きちんといわれがあるのですね!
家の食卓から隣家の金柑の木が見えます。寒い間、金柑の実を食べにたくさんの鳥がやってきました。カラスは実をもいで行き、ヒヨドリも大きいのでわかりやすいのですが、メジロやウグイスは枝の揺れからお食事中なのを察しておりました。梅花の蜜も吸えるようになったので、メジロたちにはそちらが旬の味になります。いろんな鳥たちと食卓を囲んでいた(?)個人的な冬の行事も一旦シーズンオフになりそうです。
(図書館スタッフ:「ときに晴れて」)