2017-02-12

冬の楽しみ


試験期間中、学生の皆さんは忙しい毎日を送られている事かと思います。
この冬一番の寒波襲来で寒い日が続くので、体調管理や道路の状況に気をつけてくださいね。
さて、そんな忙しくて寒い日々を乗り切るのになにか楽しい情報がないかと思って探してみましたら、ありました。
村上春樹、7年ぶりの新作長編『騎士団長殺し』(上下2冊組)が、2月24日(金)に発売されます!
(ま、ハルキスト以外にはどうでもいいことではありますが・・・)

長編小説としては、2009~10年の『1Q84』以来の7年ぶり、中長編小説では2013年の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』以来4年ぶりの作品です。上下巻の長編なんて、ハルキ好きにはたまらない、数年ごとのお祭りのようなものです!
気になる内容ですが、タイトルの『騎士団長殺し』第1部 顕れるイデア編 第2部 遷ろうメタファー編という、イマジネーションをかきたてる謎のタイトルしかわかっていないところが、またわくわくさせてくれます。
そこでどんな内容なのか、ちょっと調べてみました。

やはり、最新の情報を探すには、ウェブか新聞か雑誌です。
図書館では新聞のデータベースを検索することができます。
今回は朝日新聞のデータベース「聞蔵II」を使ってみました。
新作の発売が発表されたのが去年の12月1日でしたので、過去3ヶ月の範囲で「村上春樹△新」というキーワードを入れてみます。
「新作」などを入れるより、例えば「新しい作品」や「新刊」なども拾える「新」だけをキーワードにしてみました。

さて、さまざまな記事があがってきました。
11月21日 朝刊の記事に気になるものを発見。村上春樹がアンデルセン文学賞を受賞したときのインタビューのようです。

“そして、次の作品のことも口にした。「でも今書いている小説では、一人称に戻ります。また名前がなくなる」
別の会場で、来場者から「次の作品は」と問われたときには、もう少しだけサービスした。
「今、新しい小説を書いています。『海辺のカフカ』より長く、『1Q84』より短い小説。とても奇妙(ストレンジ)な物語になります」”

引用:2016年11月21日 朝日新聞 朝刊 p37 柏崎歓

ストレンジな物語。
(ま、村上春樹の小説って大体全部ストレンジですが・・・)
楽しみですね!

古い新聞の記事を探してページをめくるのって、考えただけで疲れる作業ですが、データベースはその点便利です。
ネットニュースもよいですが、新聞の情報なら、信憑性が高く読みごたえもあります。
図書館のHPにリンクがありますので、学内のPCからアクセスしてみてください(学内専用)。

データベース利用後はログアウトするのをお忘れなく!

図書館スタッフ:H
 

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