芋づる式におすすめ本を紹介していく「収穫の秋、読書の芋」という展示と、
今年一年の出来事を振り返れる、とっても便利(?)な「2013年のキーワード」、
という二つの展示を行っていますが、
二つの展示でおすすめしている本の多くは、9月に行われた、
学生(図書館クラブ)による「選書ツアー」にて購入したものです。
この「選書ツアー」で購入する本は、実は我らが県大生の同窓会、
「紫苑会」からの支援で成り立っています。
紫苑会からは毎年、学生の皆さんに役立てる図書を、と、快く寄贈して頂き、
それなら私たち図書館スタッフによる選書ではなく、学生による選書だと、
もっと学生目線で本を選べるのではないか、と昨年より始めた選書ツアー、
まだまだ試行錯誤ではありますが、学生が選んだ本によって、
他の学生に少しでも刺激を与えることができれば嬉しいです。
本日は、そんな環境を作り出してくれる「紫苑会」の会長と副会長の方が
図書館にお見えになられたので、二つの展示を見て頂き、
学術情報メディアセンター長である三浦先生より、感謝状を贈呈しました。
選書ツアーに参加した学生も来てくれて、一緒に歓談+記念撮影。
図書館だけでなく、「紫苑会」からのサポートを私たちは度々受けているはずなのですが、
こうやって実際に交流するのは、きっと稀なこと。
図書館だけでなく、大学全体の多くの部分が、同窓会による支援でまかなわれているはずです。
そんな支援の力で成り立っているものが多々あることを忘れてはいけないなあ、と
改めて思った一日でした。