5月3日は憲法記念日でしたね。
みなさんは日本国憲法を読んだことがありますか?
図書館の憲法の棚にはたくさんの本が並んでいます。
そのなかから、齋藤陽道さんの写真がそえられた日本国憲法の本をご紹介します。
全部で86ページのとても薄い本です。
前文からじっくり読み進めてもよいし、ぱらぱらめくって興味のあるところを読んでもよいと思います。
この本は、齋藤陽道さんの写真がとってもすてきなんです。
文章になった「国民」って言葉はとても硬くて近寄りがたい印象を受けてしまいがちです。
この本の齋藤さんの写真には市井のひとびとへの温かいまなざしを感じます。それを見ていると、わたしの大切な人たちの顔が浮かび、わたしたちの憲法なのだということが実感されます。
もし、よかったらこの本を手にとってみてくださいね。思わずグッとくるフレーズに出会えるかもしれません。
さて、続いても齋藤陽道さんの本を紹介していきますね。
耳の聴こえない両親が、耳の聴こえるこどもを授かり子育ての毎日をつづった本です。
タイトルにある「異なり記念日」は、息子の樹さんがお店に流れる音楽を
「おとうさん、音楽ある」と手話で報告する場面をさしています。
聴こえる こどもと聴こえない親の『異なり』を初めて感じたときの晴道さんの優しい言葉をぜひ本文で堪能してください。異なることの豊かさを感じます。
あともう一冊、いちばん新しいこちらもご紹介しますね。
晴道さんの写真もたっぷり含まれています。
現在、熊本に在住の齋藤陽道さん。知っている風景にも出会えるかもです。
スタッフY