2021-02-18

一斉展示企画に参加中です


 福岡県立図書館による一斉展示企画「ゲームで読書しませんか?~ボードゲーム、カードゲーム、TRPGからデジタルゲームまで~」に参加しています。



詳しくはこちら↓

http://ur0.work/6uwB 


色々な図書館が一斉に、ゲームを軸とした読書推進の展示をするこの企画。

当館は「ゲームで知る戦争」というテーマで、戦争の悲惨な部分を追体験できるボードゲーム『グリッズルド』と、同じく戦争の悲惨な部分が書かれた本『戦争は女の顔をしていない』を展示しています。


戦争のゲームなんて、、、と思われるかもしれませんが、『グリッズルド』は一般的にイメージされる、敵を倒していくゲームではなく、ただひたすらに悲惨な戦場から生きて帰る事を目的にした協力ゲームです。

『鉄条網』『砲弾』『雪』など、あらゆる困難がプレイヤーを襲い、戦場の過酷さを再現してきます。

製作者には祖先が戦地に行った人がいたり、説明書に『戦地からのラヴレター』という本からの引用があるなど、真摯に戦争というものに向き合って作られたゲームです。

 



『戦争は女の顔をしていない』は、ノーベル文学賞作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチさんが、従軍した女性にインタビューし、その内容を記録したものです。
主観的すぎるという意見もありますが、「個人から見た戦争」というものが伝わってきます。

岩波書店
発売日 : 2016-02-16

請求記号:080||I 95||S-295
所在:文庫本(3F)


ゲームと本、両方の文化で戦争を知ってもらうことで、より深く理解してもらえると嬉しく思います。

スタッフ:ゲーム司書

 

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