2020-12-18

図書館クラブのリクエスト展示(12、1月)



今年は北風小蔵の寒太郎に出会えた気がします。

みなさ~ん!こんにちは~!
図書館クラブがリクエスト展示コーナーの入れ替えを行いましたよ!


今回の展示テーマは「童心にかえって読みたい本」です。
こどものように純粋な心を取り戻して読んで欲しいな!と思って選びました。


「星の王子さま」「あらしのよるに」などの名作を読んでいない方!
 ぜひ一度は読んで欲しい! 

やなせたかしの伝記「勇気の花がひらくとき」や、手紙で綴る14歳差の恋愛「あしながおじさん」もオススメです。

ヨシタケシンスケさんの絵本は、表紙を見るだけで癒されます。
気になったら読んでみてね♡


ちなみに裏テーマと称して下の棚には、「ナラタージュ」「私の男」「最後の喫煙者」など、ちょっぴりダークな感じの本を置いてます。


本なんか読む時間がない!という方は、星新一や筒井康隆のショートショートをオススメします。「世にも奇妙な物語」の原作となった話もあったり、不思議な世界観に魅了されますよ!

一度読んだことがある本も、もう一度読んでみてください。
物語の設定や、主人公のセリフなど、大学生になった今なら受け取り方が変わっていると思います。


~大学生のつぶやき~

私は「星の王子様」を久しぶりに読んでいて新しい発見がたくさんありました。
「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ」
「星があんなに美しいのも、目に見えない花が一つあるからなんだよ」
物語の最後のほうにでてくる言葉です。

小学生のころ読んだときはただその言葉に関心しただけでしたが、今はいろんなことが思い浮かびます。
たとえば、ラピュタ。スタジオジブリのアニメ映画「天空の城ラピュタ」のエンディングテーマをご存じですか? 「君をのせて」という歌です。合唱コンクールなどでも歌われる名曲です。その歌の冒頭部分を思い出しました、
「あの地平線 輝くのは どこかに君をかくしているから」
「たくさんの灯がなつかしいのは あのどれかひとつに 君がいるから」
まさに星の王子さまと同じことですよね。なにか見えないけれど、大切なものがかくれているから世界は美しいんだ、という物語の本質が歌われています。私はラピュタが大好きなのですが、星の王子さまを読んでより一層、ラピュタが好きになりました。

他にも、「世界に一つだけの花」を思い出したり、金子みすゞの詩との共通点をみつけたり…。 その人が経験したことによって感じ方が違うと思います。
みなさんの「星の王子さま」と私の「星の王子さま」は別のものですから、みなさんが読んだ感想も聞いてみたいです😊

読んだ後には、星を眺めて王子を思い出すようになりますよ。




図書館クラブ: 新人の杏奈でーす💖  

        おまえの愛の灯はまだ~燃えているか~い♪





 

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