小展示のコーナーが新しくなりました。
今回のテーマは「ウィリアム・モリス」です。
アーツアンドクラフツ運動を提唱し、「モダン・アートの父」と呼ばれたイギリスの人です。「人です」としか言えないのは、小説家、詩人、思想家、芸術家…いろいろな「肩書き」がありすぎてひとつに書きようがないから。
小説家や思想家、芸術家としての研究書だけでなく、時代の好みに合わせた塗り絵やレターブックなど、身近に楽しめる本も、毎年新しいものが出版されています。
すでに来年のカレンダーも。
このような資料は所蔵していないのですが、「ウイリアム・モリス・コレクション」全8冊をはじめとする文学や、テキスタイルに関する本はもちろん、レッドハウス、出版社ケルムスコット・プレスなどについての本も充実しています。わりと多岐に渡って所蔵しているので、初めて見たときすごくびっくりしました。
所在:小展示(1F) 背ラベル:930.26||H 76
こんな切り口も楽しそうです!
こうして小展示がスタートした直後。先週末のことでした。
今年のノーベル文学賞に長崎県生まれのガズオ・イシグロ氏が選ばれましたね! 小展示の一角を「カズオ・イシグロ」ミニコーナーに変更。急いで集めましたが、小説は原書も和訳もありますよ。
作家論などもこの機会にいかがですか?
所在:小展示(1F) 背ラベル:930.28||I 73
所在:小展示(1F) 背ラベル:930.28||I 73
ということで、今回の小展示は「ウィリアム・モリス」と「カズオ・イシグロ」の2本立てということになりました。……イギリスつながりということで!
ではまた。
(図書館スタッフ:「ときに晴れて」)