2016-02-13

苦くて辛いチョコレートの真実


こんにちは。

熊本県立大学では後期試験も終盤を向かえ、図書館も平常の落ち着きを取り戻して参りました。

そして明日、日曜日は2月14日。バレンタインデーですね。
バレンタインって聞いただけで、頭の中には甘くキラキラした宝石のようなチョコレートが浮かびます。



・・・そんな中、1冊の本をご紹介します。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F-DIP%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%95/dp/4862760155/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1455333235&sr=8-1&keywords=%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F


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617.3||O 19
キャロル オフ(著)
北村 陽子(翻訳) (※3F 和書にあります)
       
カカオ農場で働く子どもはチョコレートの存在を知らない。。。
以前、メディアでのこの報道に驚愕したことがありました。


この本には、その多くが人身取引によって、炎天下の下、学校にも行けず
1日12時間以上も西アフリカのカカオ農場で危険で過酷な労働を強いられている、幼い子どもたちの現実について書かれています。
児童労働者と呼ばれる彼らは、世界の子どものおよそ9人に1人という多さです。


今日明日は、この一年で一番チョコレートを身近に感じる人も多いでしょう。
その手に取った一粒のチョコに、世界の不平等さ、理不尽さに耐えながら、今もカカオ農場で働く子どもたちを想うことだけでも、バレンタインデーの意味があるのではないでしょうか。


(図書館スタッフ:さくら)
 

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