2023-08-31

秋の夜長におすすめしたい本・お知らせ


 

こんにちは、残暑の厳しい日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

私は夏らしいことをする間もなく、秋を迎える事になりそうです。

秋と言えば読書の秋ですね。

今回は、そんな秋の夜長におすすめしたい本を紹介します☝

 

☆おすすめ本☆


リディア・デイヴィス 『話の終わり』


白水社
発売日 : 2022-12-26
所在:和書(3F) 933||D 46 図書

12歳年下の男との失われた愛の記憶を思い出しつつ、それを小説に綴ろうとする大学教師の34歳の女の情念を描いた、「アメリカ文学の静かな巨人」による唯一無二の長編小説。

こういった文体や表現があるのかと衝撃を受けました。

岸本さんの翻訳の言葉選びも素敵です。

ちなみに著者の元夫は同じく小説家のポール・オースターです。

  


村上 春樹『 街とその不確かな壁 』


著者 : 村上春樹
新潮社
発売日 : 2023-04-13
所在:なし
※9月中頃所蔵予定

著者 : 村上春樹
新潮社
発売日 : 2005-09-15
所在:和書(3F)913.6||Mu 43 図書


『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の続編であり、著者6年ぶりの長編小説。

これぞThe☆長編小説。分厚くて見るからに読み応え有りです。


影をモチーフにした本は、芥川龍之介の『影』、

ミヒャエル・エンデの『鏡の中の鏡』、『影の裁縫機』、

などたくさんありますが、本作にも影が登場します。


本体から引きはがされた影にも自我があると思うと、日常の見え方が変わってきますね。

物語後半にある食べ物が頻繁に登場するのですが、読了後に私はそれを求めて近所中を探し回りました。

現在図書館に所蔵はありませんが、9月中頃に所蔵予定です!


★お知らせ★

・夏休み長期貸出の返却日は10/6()まで(延長不可となっております。

・9/6(水)より、4年生は卒論用貸出(延長がご利用いただけます。


図書館スタッフF 



 

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