こんにちは、残暑の厳しい日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
私は夏らしいことをする間もなく、秋を迎える事になりそうです。
秋と言えば読書の秋ですね。
今回は、そんな秋の夜長におすすめしたい本を紹介します☝
☆おすすめ本☆
リディア・デイヴィス 『話の終わり』
12歳年下の男との失われた愛の記憶を思い出しつつ、それを小説に綴ろうとする大学教師の34歳の女の情念を描いた、「アメリカ文学の静かな巨人」による唯一無二の長編小説。
こういった文体や表現があるのかと衝撃を受けました。
岸本さんの翻訳の言葉選びも素敵です。
ちなみに著者の元夫は同じく小説家のポール・オースターです。
村上 春樹『 街とその不確かな壁 』
これぞThe☆長編小説。分厚くて見るからに読み応え有りです。
影をモチーフにした本は、芥川龍之介の『影』、
ミヒャエル・エンデの『鏡の中の鏡』、『影の裁縫機』、
などたくさんありますが、本作にも影が登場します。
本体から引きはがされた影にも自我があると思うと、日常の見え方が変わってきますね。
物語後半にある食べ物が頻繁に登場するのですが、読了後に私はそれを求めて近所中を探し回りました。
現在図書館に所蔵はありませんが、9月中頃に所蔵予定です!
・夏休み長期貸出の返却日は10/6(金)まで(延長不可)となっております。
・9/6(水)より、4年生は卒論用貸出(延長可)がご利用いただけます。
図書館スタッフF