学生の皆さんは春休み中いかがお過ごしですか。
春休みも図書館は開館していますのでよかったら図書館に足を運んでくださいね。
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開館状況は開館カレンダーをご確認ください)
今日は、今ぜひ読みたい本をご紹介いたします。
この本の中から「壁と卵 ーエルサレム賞受賞の挨拶」を取り上げたいと思います。
村上春樹さんが、エルサレム賞を受賞した時のスピーチです。
あまりにも有名で皆さんも目にしたことがあると思いますが、何度読んでも勇気づけられますし、何度読んでも新しい発見があります。
国家と個について考えるとき、アレクシェーヴィチの本を読むことをおすすめいたします。
小さき者の声を丹念に拾い上げて届けてくれる書物です。
何度でも推します。
加藤陽子先生の歴史書は、過去の経験をものさしにして未来を考える手助けをしてくれます。
鶴見俊輔さんはいろいろな書物で戦争の体験を語っていらっしゃいますが、この本では上野千鶴子さん、小熊英二さんの質問に答える形で進むため、従来語られなかったこともたくさん語ってくださっています。
共同執筆者に名を連ねる上野千鶴子さん、小熊英二さんのガチな質問に、全力で答える鶴見俊輔さんの姿勢に尊敬の念を抱かずにはいられません。
毎晩子どもたちを寝かしつけるときに何度読み聞かせたかわかりません。
世界中の子どもたちが安心して眠りにつける世の中になりますよう。
スタッフY