4月から始まった1年生のための図書館ガイダンスも、6月を持って無事終了しました。
騒がしくなったときもあったかと思いますが、みなさまご協力・ご理解いただきありがとうございました。
さて、ガイダンスのアンケートで質問があったものについて、このぷくりぶ日誌で回答していきたいと思います。
最初はこちら。
質問1 どういった分野の本が人気なのか。
回答
貸出回数でいえば、昨年度はTOEICの問題集が上位3位を占めましたが、それ以下は英語の多読書が圧倒的に多いです。小説だと又吉直樹の「火花」、住野よるの「君の膵臓をたべたい」、朝井リョウの「何者」が貸出ベスト20に入っています。
質問2 開館時間中に、館外で返却することはできませんか。
回答
学内で返却できるのは図書館でのみとなっているため、申し訳ありませんができません。平日は午後9時40分まで、と遅くまで開いているので、図書館が開館している時は入館して直接返却をお願いします。閉館している時は図書館入り口に返却ポストがあるので、そちらをご利用ください。
質問3 卒論用の30日貸出は1~3年生でも利用できるのか。
回答
卒論用貸出は4年生のみとなっていますので、1~3年生の学生さんは卒論用貸出はできません。が!、夏休みなどの長期休業中は学内者のみ長期貸出を行っていますので、じっくり長く本を借りたい学生さんはぜひ利用してください。
質問4 古めの日本文学はすべて全集や短編集の形の本しかないのですか?
回答
県立大は1949(昭和24年)に創設されました。ですので、それ以降に発行された日本文学で、図書館で購入したものは単行本の形であります。また、明治・大正期の名作は「名著復刻全集近代文学館」という形で出された、初版の復刻を所蔵しています。古いので、書庫に入っているものがほとんどです。さらに古い江戸時代以前のものは、全集などの形で翻訳や解説がつき、活字化されたものを所蔵している場合が多いです。岩波文庫などはかなり充実しているので、持ち歩きに便利です。ぜひ活用してください。
1年生のみなさん、沢山の質問ありがとうございました。まだまだお答えしていきたいので、回答は次回に続きます。お楽しみに!
(図書館スタッフ:R )