2014-01-16

犬のこと


私には、家族の一員として一緒に暮らしている一匹の犬がいます。この前にも、子犬から育てて、最期まで看取った犬がいました。その時のことを、なんとなく思い出しましたので、この本をご紹介したいと思います。

 
『犬心』伊藤比呂美著




著者 : 伊藤比呂美
文藝春秋
発売日 : 2013-06-26

この本は、両親の死と、愛犬「タケ」の介護~看取るまでをありのままに書いた内容となっています。読み進めていくと、タケの詳しい描写や著者とのやりとりが手に取るようにわかります。そしてタケの死後、色んな場所にあったタケの臭いが消えたことで生と死を感じ、タケのベッドだけは捨てられないという著者の思いに、とても共感できます。

 

そして、犬つながりでもう1冊。

『家と庭と犬とねこ』石井桃子著


著者 : 石井桃子
河出書房新社
発売日 : 2013-05-23
 

 
著者の石井桃子さんは翻訳家、児童文学作家、随筆家としてご活躍されました。

なかでも、『ノンちゃん雲に乗る』や『くまのプーさん』『ピーターラビット』シリーズを翻訳されたことは有名です。この本は、そんな石井桃子さんによるエッセイをまとめた1冊となっています。装丁も可愛らしく、つい手にとってしまいますよ!

2冊とも読みやすいので、是非どうぞ。

 

図書館スタッフ:ぴーこ
 

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