2013-06-22

「心を整える」訓練編


前略、長谷部様…、
すみません、現在の私は、全く心が整っていないです。
この二週間ばかり、幾つかの出来事にがっかりし、
怒りやイライラを撒き散らして生活していました。
私自身、こんなに怒りっぽい自分に会うのが久しぶりで、あれれ…どうした、私?と思うものの、
とにかく出してしまえ、とばかり、イライラぷんぷん、怒りまくって過ごしています。

が、これではいけないのです。
一人蔵の中に閉じこもって生きているわけではないので、人に多大な迷惑がかかる。
本心を言うと、一人どこかに籠もって、読み始めたばかりの村上春樹の新刊を読みふけって、
誰にも会わずにひっそりと、がっかりやイライラの原因とも向き合わずに過ごしたいのですが、
社会生活を営む限り、そんなワガママな行為もなかなかできないというか、してしまったら最後、というか…。

ということで。きれいな空気を心に入れないとまずい、とばかり、
久しぶりにスマナサーラ長老の本を手に取りました。
「スマナサーラ長老」。スリランカ生まれの、ブッダの教えを簡単な言い回しで私たち日本人に教えてくれるお坊様で、なぜかこの図書館にも何冊か著作があります。

ずばり『こころの洗濯』という本を読むと…、
「私のこころが私を不幸にする」
「なんとしてでも自分のこころを強く、きれいにしなくてはなりません」
「善因善果、悪因悪果」…などなど、そうだよね、結局全ては私次第だよね、と納得。

『人生が楽しくなる三つの条件』という本には、
「自分が正しいという思考はとても危険な感情」だと記されています。
それが暴力主義にまで繋がるのだと。

ああああ。ごもっとも。
長谷部様にも、スマナサーラ長老にも、学ばされ、気づかされることが沢山あります。



(図書館スタッフ:キティコ)

 

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