2013-02-09

春とは名のみの…


2月4日は立春でしたが、寒さは増すばかり…
センター試験の前後は雪が降るというジンクスもありますが、
今年も一段と寒かったですね。
暦の上では春の初めですが、まだまだ春は遠そうです。

というわけで(?)気持ちの上だけでも、春を感じられる本のご紹介を。

どこら辺が春?!と表紙とタイトルだけ見れば疑問な本ですが、
「春」「桜」が重要なキーワードとなるハードボイルドな青春小説です。

中国から来た、とんでもなく美しく危険な香りのする殺し屋「リ・オウ」と、
平凡(?)な日本の大学生「一彰」の、出会いと別れと再会の物語。
足かけ15年もの間、お互いの存在を一番大切なものとしてきた
二人の男の絆と愛憎がたまりません!

のちに大幅に加筆・修正して出版されたのがこちら。

大筋は同じですが、双子というより年の近い兄弟くらい別物です。
私は春になると、この2冊を読みたくてたまらなくなります。

髙村さんの本は、とても重厚な文章ですが、
噛みごたえのあるパンのように、ゆっくり味わうととても美味しい本です。
春休みのお伴に、いかがでしょう?
現在、4月8日までの長期貸出を実施しています。
普段じっくり本を読む時間のない方、今がチャンスです!

「李欧」の方は図書館に蔵書がありませんので、
気になる方はリクエストしてみてください。
図書館では、いつでもリクエストをお待ちしております(^^)v


(図書館スタッフ:トルコ石)
 
 

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