2011-10-11

「すべてがFになる」


こんにちは、図書館クラブのありんこです。
今日はミステリー小説のご紹介です!



「すべてがFになる」(森博嗣 講談社文庫)

第一回メフィスト賞(1996年)受賞作であり、S&Mシリーズの第一巻です。
私は森博嗣先生の作品はこの作品から入りました。まずミステリーものといえば、頭を使うので何となく避けてしまっていたのですが、この「すべてがFになる」はミステリーを苦手としていた私でもすらすらと、かつ楽しく読める作品でした!

N大工学部建設学科助教授の犀川創平と、彼の恩師の娘である同学科1年生の西之園萌絵を中心に起こる壮絶な事件。孤島の妃真加島で訪れた、現存する最高の天才であるという真賀田四季のハイテク研究所で、不可思議な死体が出現。続いて起こる殺人事件。探偵でも何でもないただの大学教授とお嬢様学生が密室殺人事件に挑む!

その後ゲーム化もされ、このS&Mシリーズが軌道に乗っていきます。推理は理系知識満載で心理描写などは少ないですが、感情論で生きる人に是非おすすめしたい作品です。新しい世界、違った思考力を見つけられると思いますよ(^O^)!

(ありんこ)
 

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